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消費税増税前の買溜めはお得ですか?

      2016/12/02

当たり前だと思っていることが、実は合理的でない。

ネットやマスコミで騒いでいると、

なおさら深く考えなくても当たり前になる。

それが本当に合理的なのかを考えたことがない、ということは見渡せばけっこうあるかもしれない。

 

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消費税増税前の買溜めはお得ですか?

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平成26年4月に消費税率が5%から8%に引き上げられました。

さらに、平成27年10月には8%から10%に引き上げられることも予定されています。

さて、増税前の駆け込み購入というのが騒がれまして、

同じ買うなら108円より105円で買ったほうが得なのは誰が考えてもその通りです。

 

さて、我々のような事業者もやはり増税前に買いだめをしたほうがお得なのでしょうか?

 

ここで消費税の理屈を簡単に説明しておきますと、

  • 消費税は消費者が支払うもので、我々事業者が負担するものではない。

ということです。

簡単な取引で案内すると

100円で仕入れたものを100円で売った場合、で考えます。

本体の取引価格で損得はありません。

 

ここで買い貯めをした場合の消費税を(5%のとき買って、8%で売る)加味すると

105円 → 108円 差し引き3円得じゃないかという気になりますが、

この3円の消費税分については我々事業者からすると単なる預かり金なので決算申告時に納税することになります。

買い貯めをせずに108円で仕入れて108円で売った場合は、

お得もありませんが消費税申告時に納税もなしとなります。

 

買い貯めは消費税を負担する消費者にとっては意味があるかもしれませんが、

事業者にとっては単に預かった分は納税するだけなので、

メリットはないのです。(簡易課税選択事業者、免税事業者は別です。)

 

であれば、増税後の反動で本体価格の値引きが始まった時に購入したほうが有利だということも十分にありえますよね?

 

 

合理的であればお金持ちになれるわけではありませんが、合理的な行動の積み重ねで富はもたらされる、というのも確かだと思います。

 

今日の記事はあなたのキャッシュの最大化に役立ちそうですか?

 

 

今回の執筆は、ウィズ・ワン会計事務所 永井でした。

 

 - 人の行く裏に道あり花の山 常識の裏側

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