あなたが、「会計が面白くない」と感じる本当の理由
2015/06/12
会計事務所は冬から春にかけてが忙しいです。
年末調整から始まり、個人の確定申告が終わるまで。
学生時代冬のいろんな景色を喜べたころが懐かしい。
今だからわかる一つの現実があります。
都会の夜景は残業でできている。
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あなたが、「会計が面白くない」と感じる本当の理由
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以前の勤めていた会計事務所で、手前味噌ですが私たいそうな売れっ子でした。
お客さんの紹介が絶えず、既存のお客様からも給料をいくらだすからうちの会社にこないか、とよく言われたものです。
自慢話ではないのです。
なぜに私がこんなに人気なのか? ずーっと考えてきました。
世間話もできないし、そんなに付き合いのいいほうでもありません。友達も多いわけではない。ましてや女性にモテるわけもなく。
でも、なぜか仕事ではケッコウ喜んでいただけでるのはなぜか?
とどのつまり、私の話が面白いからです。
ではどんな話が面白いのか? 例えば
質問です。
1億円の売り上げで赤字1000万円の会社があります。
あなたがある会社を買収して立て直さなければならない。
どうしますか?
買収された社長はこう言い訳しています。
いやいや、仕入れは安く抑えてるんですよ。
人件費だってギリギリでこれ以上抑えきれない・・・ ってね。
赤字の理由なんて聞いてればきりがないですよね。
買収した会社を立て直すときに必ずやらなきゃいけないことがあります。
つぶれそうなんでシンプルにいきましょう。 なんですかね?
それでも無駄なコストはないかを探し続けるますか (・・?
儲けが出るまでリストラしますか (・・?
私はこう思うのです。
仕入や人件費なんてまずはどうでもいいんだって。
まずはこう考えてみてください。
この会社の社長は売上1億円を1億1千万円で買っていた。
もっとシンプルに。
この社長は100円のものを110円で買っていた。
いろいろあって。
普通ならありえないことを会社経営においてはやってしまう。
なぜ? いろいろあるから?
私はこう思うのです。
まず110円で買って、いろいろあって100円で売るから赤字なんでしょって。
人件費や仕入値の問題じゃない。
順番の問題なんだ。
こうやっている限りどんな改善やったって儲からないですよ。多分。
頑張って90円で買ってきたら、いろいろあって30円でしか売れなくなる時代ですよね?
経営には日々の努力の積み上げでは解決できないことがあると思うのです。
100円で売れるものをどうやって80円で買うか?
私はそれが経営だと思うのです。
事業計画ってそのために作るのだと思うのです。
事業計画をつくるのに会計事務所って役に立つと思いませんか?
私の話はこんな感じです。 面白かったですか?(^_^;)
最近ようやく気がつきました。
社長が会計に興味がないのは、会計が難しいからじゃない。
会計が役にたたないからなんですね。
知ったって儲からないなら興味なんかもてないですもんね。(@_@;)
会計も学校のテストと同じですね。
中間テストで80点だった。
・・・そうですか。もっと良ければよかったなぁ~。
中間テストを活かして期末テストで100点取れる方法がある!
それを教える塾はきっと中間テストの内容をよく見返しますよね。
会計も同じです。
過去のことをいくら言われても響きません。
未来につながることがわかると、過去は教訓の宝庫ですよね。
私の話は過去の実績を未来につなげる方法をお伝えしているから
人気があったのだなぁと今頃気がつきました。
今日の記事はあなたのキャッシュの最大化に役立ちそうですか?
今回の執筆は、ウィズ・ワン会計事務所 永井でした。
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