キャッシュを最大化する税金講座

事業拡大のための税金最適化方法をお伝えします

*

あなたの会社の借入利息、本当は何%かご存知ですか?

      2015/06/12

今日の記事はすごく役立ちます!

これを知って使っただけで50万円得した人がいます。

・・・いつもの記事も45万円ぐらいの価値がありますよ。多分。

 

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

あなたの会社の借入利息、本当は何%かご存知ですか?

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

 

銀行から融資を受けている経営者の方であれば、

 

他社はいったいどれ位の金利で融資を受けているのか?

そもそも今支払っている金利は適正なのか?

ひょっとして払い過ぎてるんじゃないか?等々

 

考えない方はいらっしゃらないでしょう。

 

低金利時代とはいえ、会社にとって削減したい固定費の代表格。

金利について。 是非、是非知っておくべき情報を今回はご案内します。

 

 

あなたの会社が支払っている金利が適正額かどうかは個々の会社の状況によりますので、ここで判断することはできません。

 

しかし、支払っている金利が表面金利ではなく“実質”どれくらいであるかをあなたが把握することで、銀行との金利交渉が有利に運ぶ可能性があります。

 

あなたの会社が融資を受けることが決まると、銀行の担当者が約束の日時に現金を持ってきて・・・なんてことはありませんよね!?そう、約束の日に預金通帳に数字が書き込まれるだけです。

もし、その口座のお金を皆さんが全く使わず置いておいたとすれば、銀行は全くお金を動かしていない、つまり貸していないのと同じことになります。

 

もう少し具体的に。

あなたの会社が金利2%で3000万円の融資を受けたとします。そのうち2000万円は新商品の仕入れに使い、残った1000万円が預金口座に残っています。

ということは、あなたの会社が実質的に融資を受けている金額は3000万円から預金口座に残っている1000万円を引いた2000万円ということになります。

 

さて、ではあなた会社が払っている本当の金利はいくらでしょうか?

便宜上、細かい計算は省略しますが、支払っている利息は3000万円×2%で60万円です。

残った1000万円を預金口座に入れていることによって、受取利息が発生しますが、少額ですので、ここでは無視します。

するとあなたの会社は実質的に融資を受けている2000万円に対して60万円の利息を支払っていることになります。

そう考えると、つまり60万円÷2000万円=3%の金利を負担していることになってしまいます。金利2%で借りたはずが、実は3%で融資を受けたということになってしまうのです。

 

この実質的な融資の金利を「実質金利」といい、計算式は次のようになります。

 

実質金利=(支払利息-受取利息)÷(借入金-預金)

 

ちなみに当たり前のことですが、預金残高が多ければ多いほど実質金利は上昇します。

銀行の担当者から「得意先からの売掛金入金口座をうちの銀行に指定してくれませんか」と言われたことありませんか?

その理由の1つがこの実質金利です。

銀行側に立ってみれば、融資を実行していても自行の口座に多く預金してもらっていれば、実質貸していない部分に対しての金利をも受け取ることができる。つまり実質金利を高くすることができるのです。

 

この「実質金利」を把握することが、銀行との金利交渉において具体的な根拠として役立ちます。

「契約上の表面金利は○%だけど、うちは取引先からの入金口座を○○銀行さんに指定しているから預金残高も多いですよね?そうすると実質金利は○%のはずです。もう少し金利を下げてはもらえませんか。」 といった具合。

 

1ヶ所の金融機関から、高い金利で融資を受けている場合、特に積極的な金利交渉で適正金利への引き下げが可能です。

 

是非、あなたの会社の実質金利、計算してみてください。

 

 

 

今日の記事はあなたのキャッシュの最大化に役立ちそうですか?

 

 

今回の執筆は、ウィズ・ワン会計事務所 永井でした。

三桁の足し算からこうなる

三桁の足し算からこうなる

 

 

 - 儲けの秘訣

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

あなたが、「会計が面白くない」と感じる本当の理由

会計事務所は冬から春にかけてが忙しいです。 年末調整から始まり、個人の確定申告が …