「マイナンバー制度」 の 恐怖?!
2015/06/12
「 相手のために “これは絶対に役立つよ!!” というものしか紹介しない。 」
自分で腑に落ちていること。
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「マイナンバー制度」 の 恐怖?!
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いよいよ私たち一人ひとりに番号がつけられる日が近づいてきました。 私たちの全ての預金が税務当局に把握される日も遠くないようです。
「マイナンバー制度」は、ご存知のように国民一人ひとりに番号を割り振って、所得や納税実績、社会保障に関して一元的に管理するというものです。
この制度は個人だけでなく法人も対象としています。
今年の10月から個人番号・法人番号の通知が行われ、来年、平成28年1月から順次、利用開始することが予定されています。
さて、これの是非はともかく。
私たち中小企業経営においては、とてつもないインパクトがあるだろうことが予想されます。
それは、「社会保険の強制加入」です。 マイナンバー制度が始まれば、「もう社会保険加入からは逃れられない」。 と思った方がいいと思います。
「政府は、今年度から国税庁が保有する企業情報をもとに厚生年金に加入していない企業を調べ、加入を求め、応じない場合は法的措置で強制加入させる」と昨年発表しています。
しかし、「マイナンバー制度」が始まれば、国税庁が情報を提供するまでもありません。簡単に未加入事業者が炙り出されてしまいますからね。
こうなると、「うちみたいな小さい会社は、まだしばらくは大丈夫だろう・・・」などという淡い期待はマイナンバー制度が始まれば意味がないことが分かります。
そういったムラがなくなるのがこういうシステム化ですから・・。
選択は2つ
- 社会保険に加入することを前提とした経営に切り替えるか。
- 従業員5人未満の個人事業所になって社保に加入しない。
しかし、②を選べる会社はほとんどないはずです。
であれば、社会保険に加入しても利益が残せる経営を実行していくしかありません。
この「社会保険の強制加入」は建設業界で大きな波紋を起こしています。
「社保に加入していないと建設業許可の更新ができなくなる」というのです。 まだ義務化にはなっていませんが強く推奨されています。
更に、大手ゼネンコンの下請けは社保に加入するよう指導されています。
さて、これを知って、何の対策もせず安易に加入した建設会社があります。
この会社の社保加入によるコストアップは 1000万円でした。
利益が飛ぶどころか赤字になりました。 そして残酷なことに このコストアップはこれからもずっと続くのです。というか上がります。
下手すりゃ潰れますよ・・・。
「マイナンバー制度」が始まれば、預貯金を含む資産の状況や社会保険の加入状況などの様々な情報が税務当局に筒抜けになる時代に入ります。
これからは、“全てを把握されている”ことを前提として、法律の範囲内で知恵を絞り税務対策を行っていくという意識を、今までにも増して強く持つ必要があります。
ということはつまり、本当の意味で頼れる専門家を味方につけることが、今まで以上に重要になるということだと思います。
私たちの節税セミナーでは社会保険の節約についても大いに役立ちますよ。
今日の記事はあなたのキャッシュの最大化に役立ちそうですか?
今回の執筆は、ウィズ・ワン会計事務所 永井でした。
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